利益は価値と少しだけ時間に比例する

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ある程度事業がが安定してきたビジネスマンが考えてしまうこと、それは「値上げ」です。ビジネスマンなら誰しも利益を増やし続けたいものです。
しかし

  • 規模はそのまま
  • やっていることは同じまま
  • でも利益を大きくしたい

という考えでの値上げは、大方逆の結果を見ることになります。なぜなら利益は価値にしかついて来ないからです。あとは労働時間を増やせば、利益は上がりますがそれは有限です。基本的には価値に比例するわけです。
ときとして値上げは短期的、一時的に少し利益が伸びるかもしれませんが、基本的には単価が上がっても数が減り、利益は変わらないかバランスが崩れ利益減となります。社会はとても上手に作られているのです。
そして、料金を決める上でもっとも大切なのは理念です。大きく分類すると…

  1. 低価格でたくさん売る
  2. 高価格で少なく売る
  3. その中間

と分類されます。この先に経営者としてどんな理念を持っているかが重要です。「自分にしか作れない商品だから数はそんなに生産できない」という思いを持っていれば2を選択するでしょうし、「よりたくさんの人々に幸せになってもらうんだ!」という思いを持っていれば当然1を選択するでしょう。
しかしその理念が脆弱なものだと徐々に「高価格でたくさん売りたい」という都合のいい理念に変貌してしまうケースが多々見られるのが現実です。どんなときでも自分の原点をきちんと見つめることが大切ですね。
(記事:Yan!Yam!)

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