石川県白山はこうやって登る!初心者用白山登山ガイド。(登山道写真多数)

YANENASHI NEWS編集部、石川県は白山へ登山レポートに行って参りました。結論から言いますと白山はとても素晴らしい山です。ぜひ多くの方に白山に登って頂きたいです。

※白山の概要はこちら
http://www.kagahakusan.jp/file/info/hakusan.html


山と高原地図 白山 荒島岳 2018

白山に登るにあたって、まずつまづいたことがありました。それは「どこから登るの?」という疑問です。


白山ベストガイドさんより引用>

このようなマップはいろいろなところに転がっているのですが、初心者にとってはルートが多すぎてどこから登るのがベストなのかイマイチ分かりません。あとは車はどこに置いていけばいいの?と迷うことばかりです。

Yan!Yam!編集部の独断と偏見で言えば、初心者は「別当出合(べっとうであい)」という場所から出発し、「砂防新道」というルートで登りましょう。少し体力に自信がある方は「観光新道」がややチャレンジコースのような感じです。

別当出合の場所はこちら↓

グーグルマップで見ると分かりますが、この少し下に駐車場があります。そこに停めて出発です。オンシーズンは規制がかかって、バスでしか入れない日もあるそうですのでご注意下さい。



別当出合から砂防新道に入ると、まずは吊り橋。これが意外と怖かったりします…

砂防新道の登山道はこんな感じ。

下界ではあまり見ない植物に出会ったりします。何でしょう?これは。

成長するとこうなるようです。たぶん。

オタマジャクシかと思いきや、サンショウウオにも出会いました。

なにやらこのサンショウウオは白山にしかいない特別なサンショウウオらしいです。途中お会いした登山達人のような方に教えてもらいましたが、本当かどうかは未検証です…



ここが標高2000mあたりの「甚之介避難小屋」から見た景色。崖の工事?をしていました。だいぶ雲の動きが早くなってきまして、めまぐるしく天気が変わります。

登ると分かりますが、避難小屋は本当に命の場所、という感じです。ここでまだ半分も行っていない感じです、どんどん登りましょう。

途中、このような湧き水にたくさん出会います。呑んでみましたが、とても冷たくて美味しかったです。

こんな方たちにも出会いました。修行お疲れ様です。

実はこの登山には当サイトにご寄稿頂いている整体師の神田宏先生も同行されていました。次々と体に痛みの出るスタッフの体を神の手でどんどん治して頂きました。先生すいません… 登山道に整体屋台構えたら儲かりそうです。

気圧が下がって来ました。お菓子の袋がパンパンです。

菓子パンもくしゃくしゃ。

これは気圧のせいではありません…

絶景に次ぐ絶景。



さぁ、もうすぐ「白山室堂ビジターセンター」。ここは宿泊ができる2450mにある命の館です。ここまで来たらひとまず安心。少し休んで2702mの山頂「御前峰(ごぜんがみね)」までラストアタックです。


白山ベストガイドさんより引用>

ここから山頂までは、天候のせいか全くの別世界に変貌しました。まずは風が非常に強く、雨が降るとフルフェイスじゃないヘルメットで原付バイクに乗っているような、痛みを感じるほどの雨粒になります。

そして山頂!

凄まじい雨風。この周囲は崖になっているので突風に要注意です。ちなみに頂上付近で鳥を二度発見しました。こんなところに鳥が生息できるのか、と驚きました。

体力のある人なら1時間ほどで「白山室堂ビジターセンター」に帰ってこれます。ここにこんなポスターが…

え??さっきの一羽しかいない雷鳥??確かめるすべもなく下山。

帰りは「観光新道」で「別当出合」を目指します。観光新道は砂防新道よりも2.3割増しで険しい道です。体力も消耗されていますし、なかなか厳しいです。

写真では伝わりにくいですが、かなりの急斜面にも遭遇。

転倒にはとにかく注意です。

観光新道にある避難小屋「殿ヶ池避難小屋」。

雨水を利用できる設備もあります。

この白山登山を振り返ってみて、我々は無事下山できましたが一歩間違えれば、登山には死や遭難が待っています。ときにニュースで遭難の悲しい情報を見かけますが、その理由がよく分かりました。



登山は数名で行くことが多いと思いますが、その中の一人でも動けなくなったら、とても抱えて下山することは無理です。そうなると救助の際はヘリコプターを呼ぶしか選択肢はなくなります。費用は数百万円… そんなときに役立つのが登山保険です。

登山保険もいろいろありますが、Yahoo!で手軽に安く申し込める登山保険があります。
https://insurance.yahoo.co.jp/member/pr_cho/plan/mount.html

そして安全な登山のための装備もしっかり整えていきましょう。

登山アイテムをチェック

しかし、YANENASHI NEWS編集部の印象としましては、装備を完璧にし過ぎて荷物の重みで登山を難しくさせているような人も見受けました。どうしても本やサイトなどで下調べすると完璧を提案されますので、多くの人がそうなってしまうようです。実際は室堂センターまでは晴れていればTシャツで登れることも可能です。この辺りのバランスは各個人でしっかり考える必要があります。

そしていちいちアイテムを買い揃えても置いておく場所がなかったり、回数が少ないという方はこんなレンタルサービスもあります。

登山道具のレンタルなら【やまどうぐレンタル屋】

そしてある意味怖い登山ですが安全に配慮できれば、美しい景色に出会うことができ、心身ともにリフレッシュできる感動的な素晴らしいスポーツであることも事実なのです。

そして大きな未知のパワーを浴びることができるかもしれません。この夏の白山は凄まじいパワースポットだったらしく、多くの霊能者がこの夏に白山を登ったそうです。(とある霊能師談)

(記事:YANENASHI NEWS)

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA