ロックユニットGLIM SPANKYの地獄ボイスがカッコよすぎる!
魔娑斗や山本”KID”徳郁らの代理選手が凌ぎを削り戦い合う、AbemaTVの「格闘代理戦争」が格闘技ファンの中で話題となりましたが、4月からは総合格闘技バージョンでシーズン2がスタートしました。
そんな格闘代理戦争ですが、シーズン2の#2から番組冒頭とエンディングに主題歌が流れました。その音楽が耳に残り…、いや、へばりついて離れないという表現のほうが正しいでしょう。ともかく非常に衝撃的なもので、格闘代理戦争という番組コンテンツのクオリティを格段にカッコよく見せていました。
多くの人も同じ衝撃を受けたようで、Twitterではこんなアツいコメントが並びました。
今知った‼この歌好きだ‼格闘代理戦争‼
格闘代理戦争面白い。そして主題歌がクソカッコいい。
GLIM SPANKYの愚か者たちは不能犯にピッタリやし格闘代理戦争には使わないでほしいねんけど
そうこの曲はロックユニットGLIM SPANKYの「愚か者たち」という楽曲で、格闘代理戦争の為に書き下ろしたものではなく、もともとは「不能犯」という映画の主題歌だったのです。
が、格闘代理戦争の映像にもピッタリの音楽なので、まずは格闘代理戦争でこの「愚か者たち」を聞いてみよう!
格闘代理戦争シーズン2 #2
https://abema.tv/video/episode/90-1012_s2_p2
いかがでしょうか?この耳にこびり付くような楽曲。引きつけられる最大の要因はやはりボーカル松尾レミのこの歌声です。ハスキーボイスを通り越してなんと表現すればいいのでしょうか。筆者は地獄の底から聞こえてくるような印象を受けましたので「地獄ボイス」と表現したいと思います(謹啓)
続いて語っておきたいのは、その世界観です。
「生きにくい今日を 生きるすべての 漂流者たちで 騒がしい夜」
「アスファルト割って 芽吹いた花が 排気を吸って 街を睨んでいる」
「皆 涼しい顔装って 押え込んだ悪魔を飼いならす日々」
平和に日々を生きている筆者からすると、そんな風に世界が見えるんですか?と同じ世界に生きているとは思えない視点です。
「路地裏ネオンを 背中に浴びて 野良猫だけが 自由を知ってる」
「終電が行った 駅のホームで 酔いどれたちは 甘い夢を見る」
「皆 手と手を取るふりして 引きずり落とす時を探り合う日々」
いや~すごい表現です。自由を知っているのは野良猫だけ… 本当にそうかもしれませんね。北斗の拳の主題歌でも充分負けない荒廃した世界観です。ともかくカッコいいです。この本物感はBLANKEY JET CITYや椎名林檎などあの辺りに近いかもしれません。
この荒廃感と地獄ボイス、さぞタトゥーまみれのジャンキーな方が歌っていると思い、GLIM SPANKYの公式サイトを開いてみると… 拍子抜けするほど清潔感のある方じゃないですか。
しかも5月12日には武道館ライブ!そんなに売れていたアーティストとはつゆ知らずでした。ただGLIM SPANKYはこのアンダーグラウンド感と同時にキャッチーさ(大衆受けする)も兼ね備えていると感じます。
武道館レベルではなく、日本のお茶の間レベルで支持されるロックバンドになるポテンシャルを間違いなく秘めています。ほら、筆者のようなアラフォーの耳にも届くのですから。
さぁYoutubeでフルバージョンMVを一人100回は再生してヘビーローテだ!
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ちなみに格闘代理戦争シーズン1の主題歌はKICK THE CAN CREWの「千%」だったのですが、なんだか格闘代理戦争とのミスマッチ感が否めない気がしたのは筆者だけではないはずです…。その反動でよりGLIM SPANKYが光ります(敬白)
(記事:Yan!Yam!)