現代に生きる若者へ 江川達也さんの玉音放送現代語訳を熟読しよう

玉音放送という言葉は知っているものの、その内容を知る人は非常に少ないのでしょうか?「堪ヘ難キヲ堪ヘ 忍ヒ難キヲ忍ヒ」というフレーズは多くの人が知るところではあるが、その前後に昭和天皇からどのようなメッセージがあったのか、現代を生きる我々も戦後70年を期に知っておくべきではないでしょうか。

とはいえ、その言葉は「堪ヘ難キヲ堪ヘ 忍ヒ難キヲ忍ヒ」のように現代人にとっては少々理解し難い文面です。そこで漫画家である江川達也さんが、メディアゴンにて「玉音放送現代語訳」を掲載してくれています。

「こらえること」が困難なことを「こらえ」「やりすごすこと」が困難なことを「やりすごし」そうすることでこれから続くこの国のいく万の子孫のために戦争を終わらせ平和な世界を開きたいのです

玉音放送全文は、当時の日本の状況を少し垣間見れます。天皇の存在、大日本帝国政府との関係、日本を取り巻く世界情勢…

そしてこれをリアルタイムで聞いていた日本国民は何を思ったのでしょう?当時11歳だったジャーナリストの田原総一朗さんはこう思ったそうです。

「ああ、本当に戦争は終わったんだ」と思ったが「良かった」なんていう思いではない。これから占領軍が来る。何をするか分からない。

と。

(記事:YANENASHI NEWS)

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