自然はどこまでが自然?自然を定義することは可能なのか?

原発問題、地球温暖化問題、漁業乱獲問題、災害問題、食品問題、今世界には大きな自然関連の問題を抱えており、「自然を守ろう」と活動する人が多くいます。

「自然」とは一体どんなものなのでしょうか?一般的な感覚といえば、ビルがあまりなく、緑が多い数十年から数百年前の世界の状況を「自然」と呼んでいるように聞こえます。しかし、地球が誕生したのは40~50億年前と言われています。中には人間など存在しない時代、氷河に覆われた時代、様々な時代がありました。

では今後、温暖化のせいか、放射能のせいか、人工知能のせいか分かりませんが、人間が絶滅した未来も「自然」と呼べるのではないでしょうか?自然の一部である人間が生み出した放射能を「自然のものではない」とは言い切れないのです。そう、温暖化も放射能も人工知能もすべて自然の一部と言えます。

私たちの根本は種の保存。その為に呼吸をし、欲を出し、他の生命の死の上で成り立っています。それは間違いのないことです。しかし、それは悪ではないでしょう。

今世界は上記のような問題をきっかけにあらゆる面で二分化されているように見えます。それはもう住む世界が違うパラレルワールドのようにです。その2つの世界を繋げるのはより高い視点での愛ではないでしょうか。

(記事:YANENASHI NEWS)

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