世界の支配者?陰謀論?それは幻想です。

shi (1)
趣味は人それぞれ。(^∇^)
おかしな法案が可決されたり、変わった事業が行われたり、相場が異様な動きを見せると、私達は、「この裏には黒幕がいて、何を企んでいるに違いない!」と考えますが、だいたいそれは幻想です。
現在の世界には支配者はいないし、一枚岩の組織や宗教団体が全てを決めているわけでもありません。
たとえば、国家元首だけを数えても、現在196人います。国連の職員だと、3万人程度。億万長者に至っては、1000万人以上います。
日本だけでも、国会議員が717人。上場企業の社長さんが3500人オーバー。
当たり前のことですが、人数が多ければ多いほど、意思の統一は取りにくくなります。言論が統制された国家ならともかく、自由主義経済圏が一つにまとまることはまず不可能でしょう。フリーメイソンがいようが、ロックフェラーがいようが、無理なものは無理。
よくわからない方は、小学校の学級会を思い出してみてください。たった40人のクラスでも、なかなかまとまらなかったでしょ?
エセ賢者がいたクラスなんて、ほとんど学級崩壊状態でした。(だいたい私が原因だが)
shi (2)
私達の知らないところで動いている人はものすごく沢山いて、それぞれが独自の信念に基づいて動いています。けれど、私達にはそれが分からないので、絶大な権力を持った個人や組織が勝手に物事を決めているように勘違いしてしまうことがあります。
特に顕著なのは、インターネットを介したやり取りですね。
ツイッターや掲示板で同じような意見を見かけると、同一人物が工作しているように感じることがあります。仲間内で協力しているとか、IPアドレスを変えてまでよくやるなぁ、とか思ってしまうこともあります。たまに事実な時もありますが、だいたいは別人で、同じような意見を持っている他人が何十人もいるだけです。
株価や為替のチャートが一気に動くと、巨大なファンドが何兆円もの資金を使って仕掛けてきたと思いがちですが、それもだいたい妄想です。小型株ならともかく、大型株や為替であれば何十何百という投機筋と個人が参加しており、狙いもスタイルもそれぞれ違います。重要発言で仕掛ける者もいれば、アルゴで流れに乗る者もいるし、買い支える公的機関もあれば、値頃感で取引する者もいます。
当然ファンドにも勝ち組と負け組がいるし、長く持つ者もいればすぐに切る者もいます。そういった大衆の想いが闇鍋のように集まったのが相場であり、どこかの黒幕が好きなようにコントロールしているわけではありません。
shi (3)
中二妄想乙。
膨大な参加者が集う情報化社会において、相手が単独であるという考えはだいたい間違いなのですが、私達はどうしても複数の対象をイメージするのが苦手で、「単一の巨大なシステム」に絡め取られているイメージを抱いていまいます。インターネットを介すると相手が見えないのもあるでしょうが、「人間とは元来不特定多数と接する生き物ではない」という要因が大きいでしょう。普段の生活で一度に話す人なんて多くても10人くらいで、100人以上をを相手にすることなんてまずないのだし。
社会の多様性を理解できない人はしばしば、悪質なレッテル貼りを始めることがあります。多数の人間を認識できないので、わかりやすい名札を付けて管理しようとするわけです。
例えば、ネトウヨ、パヨク、ナマポ、在日、創価、反日勢力、売国奴、都民、女性様、ガイジ、オタク、ケモナーなど、ネット上を回るだけでこれでもかというくらい沢山の称号を頂くことができます。(ケモナーは事実だが)
右翼も左翼も実在しない概念に過ぎず、それぞれ違う人々を無理に同一化しているだけなのですが、本当に一つの団体であるかのように感じている人もいるのでしょうね。
shi (4)
世の中のあらゆる出来事は膨大な人々の意思がせめぎ合った結果であり、単一の思想によるものではありません。
国会が馬鹿げた法案を通しているのなら、政界全体が良くないということ。日本がおかしいというなら、貴方やエセ賢者も含めた日本人全体がおかしいということ。地球環境が危機に瀕しているというなら、特定の企業や国家の問題ではなく、全人類70億人の責任でしょう。
私達が接しているのはラベルの貼られた集団ではなく、あくまで多種多様な個人であること。集団心理は複雑で、時として予想もつかない方向に動くこともあること。自分も蚊帳の外ではなく、責任を担う立場にいること。
それを忘れないでください。
全員が同じに見えるとしたら、それは私の目が曇っているのだ。


fx
この記事は幸福賢者さんが運営するブログ貴方を幸福にするFXブログよりご寄稿頂いたものです。

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