寄付や支援って公表（売名行為）したほうがメリット大きくないですか？

皆様ご存知の通り熊本で大きな自身が発生しました。未だ避難所生活を余儀なくされている方がいらっしゃいますが、支援やボランティア、チャリティー活動はどんどん行われ、東日本大震災のときもそうでしたが、こういう災害時には日本の民度の高さが垣間見れます。一日も早い復興を願うばかりです。
さて、この支援の面ですがときに著名人が非公表で支援活動や寄付などを行い、それがインターネットで知れ渡ると大絶賛されます。あの江頭2:50さんも熊本で非公表で支援活動をされたという噂もSNSなどで広がり、多くの人が絶賛しています。
一方で支援を公表する著名人もいます。漫才日本一決定戦のＭ１で優勝したトレンディーエンジェルさんが獲得した賞品どん兵衛10年分を寄付したことを公表したところ…
「売名行為だ」
「水が貴重な被災地に何も考えていない」
と心ない意見も見られました。またダウンタウンの松本人志さんもTwitterで…

僕にもきっと何かが出来ると思っています。待っていて下さい。

— 松本人志 (@matsu_bouzu) 2016年4月16日

とツイートしたところ、こちらも「売名行為だ」とのコメントがあり、ワイドナショーの番組内で松本人志さんは「これ以上売名したくない」と怒りを露わにしていました。
著名人の支援活動や支援物資が役に立ったかどうかは判断は難しいところですが、売名行為に関してはどうでしょうか？著名人が売名行為をして被災者、被災地にデメリットを与えたでしょうか？
資本主義はものを売り買う循環で発展してきました。つまり売名という行為は資本主義を発展させ、それは巡り巡って被災地への支援となります。
そして何より、支援を公表することで支援の輪が形成されます。「売名行為だ」とバッシングすることで、その輪を壊し多くの支援精神を萎縮させることでしょう。これは何の役にも立たない以上に、断罪されるべき行為です。
著名人に限らず、支援団体もそうです。あまり口にはしづらい風潮がありますが、支援活動もある種の競争が支援を大きくさせる側面があります。「あの団体があそこまでやったからうちの団体はもっと頑張ろう」という良い競争です。
つまり、名前を売りたい人、団体はこの災害時にどんどん売名行為をするべきなのです。それで有名になったっていいじゃないですか。
（記事：Yan!Yam!）