ショーンK氏がペルソナをかぶるきっかけになったのは「自己重要感」?

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昨日、たまたま友人と会話したときに話題に出た「ショーン・K」さん。
友人の話によると経歴どころか、外見もほぼ別人といっていいくらいの変わりようだそうで、、、。詳しくは知りませんが、かなり辛い過去があったようで、もしかするとそうした辛い過去が「違う仮面(ペルソナ)」をかぶるきっかけになったのかもしれませんね。
心理学者のウィリアム・ジェームズは、
「人間の持つ性情のうちでもっとも強いものは、 他人に認められることを渇望する気持ちである」
と言っています。
これは要望とか希望とか願望いうレベルじゃなくて「渇望」というのがポイントですね。完全に飢えちゃっているんです。それくらい「他人に認められたい!」という潜在的な欲求を私たちは持っているんですね。
これをデール・カーネギー氏は「自己重要感」と言いました。なんらかの理由でこの自己重要感が満たされないと、どんどん渇いていきます。
そして渇きを癒すためなら、人を傷つけることだって平気でやっちゃうくらい、この自己重要感を満たしたい衝動は強いものがあります。
なぜ自己重要感の話をしているかと言うと、ショーン・Kさんもそうだったんじゃないかなと…
幼い頃からずっと自己重要感が満たされることがなかったんじゃないかなと…
なので、そうとう渇いていたんじゃないかなと…
実は
誰かを騙したり、
誰かを非難したり、
誰かを傷つけたり、
誰かから奪ったり、、、、
こうした行為で一時的には自己重要感が満たされた気になります。2chとかで誰かを吊るし上げて、賛同を得て盛り上がるのも、ゆがんだ自己重要感の満たし方ですね。
しかし、この自己重要感は誰かに与えると満たされ、奪うと余計に渇くという不思議な特性があるんです。ですから、詐称し続けていたショーン・Kさんはそうとう渇いていて辛かったんじゃないかなと… そんなことを勝手に推察しながら友人と会話してました。
間違った方法論で自己重要感を満たしちゃうと、次からもその間違った方法論を続けてしまうのも人の「性」というもので…。常習性があるんですね。
もともとかなりの努力家で、エネルギーレベルは高い人のようなので、次は正しい方法論で復活してほしいですね。なんかとりとめもなく書いてしまいましたが、この自己重要感は幸せを形作るとっても重要な要素なんです。
あなたは焼け付くような喉の渇きを感じていませんよね?


yoshida
この記事はビジネスメンタルトレーナー&ポジティブ心理カウンセラーの吉田こうじさんのメルマガより抜粋させて頂いたものです。
吉田こうじさんの著書

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