頭痛の原因は「あなた自身が頭痛を起こしている」可能性あり

3bd51795c009cd584ce3a3b063bf344c_s
頭痛は辛いものです。実のところ私も19歳から少なくとも10年間は悩まされました。本記事では頭痛の一般的な原因と、整体的な解決策を書いています。読み終わる頃にはある程度の対策が分かるようになるはずです。

頭痛の原因と対策

頭痛の原因(脳内出血などの重症な場合を除く)は一般的には

  • めぐり(こり、目の疲れ)
  • 歪み(顎、首、頭蓋骨、歯など骨格の歪み)
  • 自律神経のバランス(交感神経、副交感神経)

に分類されます。一般的な対策は病院や薬局で痛み止めの薬を処方してもらったりマッサージを受けたりすることです。これらはすでに読者の方も試されているかも知れません。

整体的な見解

一般に知られている頭痛の原因めぐり、歪み、自律神経のバランスは間違っていません。私もこの三つに問題があると感じています。ですが意外なところに、もう一つ原因があります。それは小難しい話ではなく…
『あなた自身が頭痛を起こしている』
ということです。自分で痛みを何とかしようと揉んだり叩いたり押したり。首をぐるぐる回し、時には勢いでボキッとやってみたり。まず思い当たるものがあればやめましょう。間違った自己療法は非常に怖いものです。

頭痛の対策

①めぐりの悪さへの対策
運動しましょう。寝すぎの頭痛もこれにあたります。
これは「筋トレしましょう。泳ぎましょう。走りましょう。」ということではなく車に頼らず歩きましょう、ということです。ラジオ体操でも構いません。背伸びをパソコン作業30分ごとに入れるのも良いでしょう。
メリハリをきかせて体を動かしましょう。パソコン作業は45分したら15分は違う作業をする。 考えたり、ちょっと掃除したりして体の違う部分を使ってください。すると『意外と疲れていたんだな』と気付くはずです。
②歪みへの対策
当院におみえになる方で頭痛の原因のほとんどは首や頭蓋骨の歪みにあります。首の骨というのは頭の大きさに比べて非常に小さいです。ですのでちょっとした衝撃でもずれやすい。
ですから首は精密器械だと思って扱うべきです。繊細なものをボキっと鳴らしはしませんよね。また頭蓋骨の歪みによる頭痛もあります。まずは頬杖をつかない。うつ伏せで寝ないようにしましょう。
zugaikotsu_image
頭蓋骨は動かないように見えますが23個もの骨が面で合わさっており実は固定されていません。頭蓋骨はよくずれるのです。予防を心がけましょう。
③自律神経のバランスの悪さへの対策
自律神経は

  • 交感神経
  • 副交感神経

の二つで成り立っています。交感神経は体を興奮させ副交感神経は体を落ち着かせます。興奮が行き過ぎると疲れに気づかず過労につながります。落ち着きが行き過ぎると、人目やアレルギー物質に過敏になります。
興奮と落ち着きのバランスが取れて、初めて頭痛が解消される方もいます。カンタンに言うと、だらけた生活をしていて、ちょっと動くだけでもすぐに疲れてしまう、という方はもっと動きましょう。疲れやすい場合は甘いものやコーヒーなどの刺激物を摂りすぎているかもしれません。働きすぎ、動きすぎの方は休みましょう。
・まとめ:対策1‐まずは、自分で壊さない
大前提として、首も体も丁寧に扱うこと。間違った自己療法がクセになる前に専門家にみてもらうこと。
・まとめ:対策2‐あなたの頭痛のタイプを知る
めぐりの悪さ、歪み、自律神経のアンバランス
頭痛持ちの方はいずれかが当てはまります。複数当てはまる場合もありますね。分らない場合は、まわりの方に
集中して働きすぎ?
頬杖をついてる?
首をごきごき鳴らしてる?
と訊いてみてください。人は他人を見る目は一流でも自分を見る目は三流と言います。意外と的を得た回答が返ってきます。
・整体で頭痛を解消する方法
整体でめぐりをよくする場合、関連する骨格(肋骨や腓骨、鎖骨)もそっと動かします。歪みを整える場合も、頭蓋骨や首の骨をそっと(赤ちゃんのほっぺに触れるくらいの力)整えます。
自律神経のバランスを整えるときは、
どうしたら交感神経を優位にできるのか?
どうしたら副交感神経を優位にできるのか?。
をお伝えします。食事についてのアドバイスもあります。何より大事なのが、あなたが気づかないあなたの癖をお伝えします。ですから、ある程度あなたが体について知ると、自動的にどんどん良くなるはずです。
回復のレールに乗れるというわけですね。


kandahiroshi
この記事は高い整体技術で「痛くない整体」を確立した神田整体室オーナーの神田宏さんよりご寄稿頂いたものです。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA