時間がない?「やりたくないこと=後でやること」にしていませんか?

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時間がない人は、いつまでたっても時間がないという事実に真摯に向き合ってみませんか?時間ができたらやろう、ということはたいてい実現されずに終わります。何故そう言い切れるのか。
私がそうだからです。笑

  • やりたいことはたくさんあっても全然できていない。
  • 上司からどんどん仕事を振られて時間がいくら会っても足りない。

こういった悩みを抱えるビジネスパーソンは多いものです。なぜ「時間がない」状態に陥ってしまうのか、ちょっと考えてみてください。
時間がない、と言っている人はいつも同じ人ではないですか?余裕を持って働いている人はいつも同じ人ではないですか?
私の経験上、「時間がない人」はいつも同じで、いつも時間がありません。こうなってしまう大きな理由はその人の考え方にあります。

「時間がない」ことが普通になってしまっている

休日出勤や深夜の残業が普通になってしまっているのがこのパターンの人たちです。実際、私もそうでした。社会人1年目、終わらない仕事は…
「夜やればいいや」
「土日にやればいいや」
「家でやればいいや」
と、そもそも就業時間内に終わらせる意識がなくなっていたのです。ひどい時は、連休が近づくと「連休はゆっくり仕事ができるぞ」と、すでに間違った考えになっていました。笑
これは時間がないのではなく時間への意識が希薄になってしまっているのです。

「時間がない」ことが美学になっている

これも私の経験ですが、時間がない状態がちょっとカッコいいとか思ってしまっているパターンです。今思うと、自分が可哀想です。遅くまで働いている、休日も働いている、そんな自分に酔っているのです。
また、会社によっては

  • 遅くまで働く=頑張っている
  • 早く帰る=頑張っていない

という前職の私の会社のようなパターンもあります。こんな考え方になってしまうと時間がなくなるのは当たり前という行動が出て来ます。

優先順位や計画が立てれない

時間管理のマトリックスをご覧になられたことはありますか?
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タイムマネジメントといえばというぐらい、よく紹介されている図が上記のものです。時間がない人は、こういった優先順位をつけることが苦手だったり、最初から放棄していて、目の前の仕事に手当たり次第やるという人がいます。

そもそも何をすべきかわかっていない

私もたまに陥りますが自分が今何をすべきなのか整理されていない人も多いです。これは計画や優先順位を立てる前の問題です。そもそも何をしなければいけないのか、やることは何があるのかをわかっていないケースです。

やらなくて良いことに時間を掛ける

1日は24時間しかありません。何かを1つを選んでやるということは他の残りは、その時間にできないということです。そうであるにも関わらず、やらなくて良いことばかりに時間を掛けて結局やらなければいけないことが後回しになってしまうのも時間がない人の特徴の1つです。

余裕のある人を嫌う

「そんなに時間があるならもっと仕事しろよ」
というように、自分の時間のなさから周りを見るメモ変わってしまうパターンです。そのため、上司がこういった人だと…
「もっと働けよ」
「他にもやることあるだろ」
「そんなで、お前大丈夫か?」
などと言ってくることがあります。(ありました。笑)

余裕のある状態を嫌う

ちょっと時間に余裕があると不安になったり慌てて予定を入れたりしてしまう人がいます。これも立ち返るとやるべきことが整理されていないことが大きな原因です。

予測することが下手

自分の行うことに対してどれぐらい時間がかかるのか予測することが下手な人は時間管理が苦手です。その結果、全然終わらなかったり、変に時間が空きすぎてしまったりする傾向があります。

そもそもモチベーションがない

一番たちが悪いのはこのパターンです。やる気がないので時間がない、時間がない、といって、実は何もしていない。そんな人です。

時間がないから脱するには意識と行動を変えること

私は今、5社の営業を一括して担当しています。その内の2社は営業部長という肩書も持っており数字管理なども行っています。それでも回っているのは元々持っていた意識と行動を変えました。

必ず終わり・期限を決める

私は放っておけばいつまでも仕事をしているような仕事人間です。笑 しかし家庭もできてもうすぐ子どもも、とか考えるとそういった働き方を少し見直さなければと思いました。その時に取り組んだことが1つ1つの仕事に期日・期限を設けることです。
期日・期限には2つあります。

  • 最終的に完了していなければならない完了期日を決めること
  • 実際に作業を何時までに終わらせるのかという作業時間を決めること

です。完了期日を決めている人は多いと思いますが、その作業にどれだけの時間を掛けるのかをしっかりと考えている人は意外と少ないものです。これだけでダラダラ仕事をすることが大きく減りました。

やらないことを決める

やらないことを決めるためには2つのステップが必要です。

      自分のやらなければいけないことやりたいことを洗い出す
      洗いだした作業の優先順位をつける

この2つです。大事なことは「やりたくないこと=やらないこと」にしてしまったり、「やりたくないこと=後でやること」にしてしまわないことです。逃げれば後から大きくなって帰ってきます。なので、ちゃんと優先順位をつけてやらないことに時間を使わないことです。

空き時間にできることはやる

ビジネスパーソンは意外と空き時間が多くあります。電車での移動時間やMTGの間の時間です。この時間を休憩に充ててしまえば、その分作業が残るのは必然です。
私は昔、メールは帰社してPCから送ったほうが早いと思い込んでいました。しかし、ある日移動中の電車でメールを送って帰社したら会社でやる仕事がほとんどなかった、ということがありました。
細切れの時間をいかに使うか、これだけでだいぶ作業効率は上がります。私はこれで、残業時間がだいぶ減りました。

朝に仕事をやる

これは感覚値ですが大物経営者も言っているので間違いはないと思います。朝の時間は、夜に同じ仕事をするよりも作業効率が大きく違います。人によっては2倍違うという方もいるぐらいです。
実際、私もメルマガを打つのに夜は1時間かかるのに朝は30分で終わる、ということもありました。時間がない人程言っている名言は空想「時間があればもっとできるのに」と時間がない人ほど言っています。しかし、本当にそう考えている人は時間がない、で終わらず時間を生み出す工夫をして実際に取り組んでいます。
経営者であれば人を採用したり、社員に業務を振ったり、ビジネスパーソンでも優先順位をつけたりして行っています。「時間がない」というのは結局言いわけでしかないのです。「時間がない」ともし言ってしまっているなら、是非ちょっとした意識と行動を変えてみてください。
必ず時間はありますから。


sasada
この記事は営業の悩み、売れないを解決する笹田裕嗣さんのブログ「リスク0で売上UP!成果報酬型営業代行のささだ」よりご寄稿頂いたものです。

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